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事例：プレパッケージ型民事再生
減増資により上場会社スポンサーの子会社化
アパレル企業様
売上約70億円
負債総額約30億円(うち借入総額約9億円)
従業員約60名
プレパッケージ型にて民事再生を行い、再生計画前にスポンサー企業に事業譲渡を計画していた。しかしながら、最終的に一部の店舗のみの譲渡となってしまい、残店舗のスポンサーを新たに探すこととなったため、弊社にご相談いただきました。
弊社にて残店舗を含めた当該企業に対し、上場会社の関連子会社をスポンサーとしてアレンジいたしました。
策定した再生計画の中で、減資、その後増資を行い子会社化を行うことで、従業員の雇用を確保することができました。
今回のポイントは3つ
- ①予めスポンサーと民事再生申立後の資金繰り支援、信用補完等を定めたスポンサー契約を締結し、民事再生を申立。
- ②再生計画に基づく、100％減資後、スポンサー企業による増資により、スポンサーの傘下で再生を行った。
- ③再生計画認可後は、再生計画に基づき、最長１０年内で資産処分及び事業収益により、一定率の債務の弁済を行った。
- ※対象会社の実態バランスと収益力に合わせて債務は減額されるため、長期弁済も可能であるが、スポンサー企業が増資と同時に一括弁済を行い、民事再生手続の終結をしてしまうケースも多い。
本件にて弊社が対応した項目
- 財務調査
- スキーム構築、利害関係者調整支援
- スポンサーアレンジ
