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事例：スポンサー探索
リスケジュール及びファンドによる投資

電子機器メーカー様、売上約20億円

当該の企業様は、債務超過等により金融機関から要注意先に分類されており、既存銀行の貸し剥がしにより、倒産の危機にありました。
当該企業様は、将来性のある技術を有しており、投資ファンドより注目されておりました。
ファンドによる増資を検討し、打診を行いましたが、「投資を行っても金融機関が回収するだけで投資効果が期待できない。」投資を断られてしまった状況より、弊社にご相談いただきました。

弊社では、金融機関の分類基準を「正常先」に引き上げる対応を策定し実行いたしました。

進行に当たってのポイントは2つ

①過去の決算書が粉飾されており、金融機関も財務内容に大きな不信感を持っていた為、実態B/S・P/Lに基づいた財務内容の検証が求められた。
②投資効果による収益力の向上と収益による債務弁済計画を金融機関と投資ファンドの双方に納得させる必要があった。
その上、金融機関も納得する投資金額の実行をファンドより得る必要があった。

結果、投資ファンドからの投資実行を条件に、全金融機関よりリスケジュールと格上げの約束を取り付け、債務者区分を「要注意先」から「正常先」に格上げを完了しました。